日本の国民食とも言われてるカレー。
町の定食屋さんから本格的なインド料理、家庭料理としても食べる機会は本当に多いですよね。
一からスパイスを配合して作る事もあれば、レトルトで出来上がっているものも。
最近はレトルト食品のクオリティもかなり高いので簡単に美味しいカレーが食べられます。
今回はそんな国民食でもあるカレーの戦闘糧食「ウィンナーカレー」の実食レビューをお届けさせていただきます!
市販のカレーとの違いなどはあるのでしょうか?
目次
自衛隊戦闘糧食Ⅱ型「ウィンナーカレー」について
戦闘糧食Ⅱ型の肉団子は株式会社武蔵富装が納入。
今回いただくものは2020年11月納入、賞味期限2021年11月のものです。
戦闘糧食Ⅱ型の他の製造会社や賞味期限等に関しては下記「戦闘糧食について」の記事にまとめてるので、もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
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内容物
内容物は白飯×2個、ウィンナーカレー、炭火焼チキン、スプーンの合計5点。
外袋のまま加熱するので、実際に開封しての中身の確認はこの後のレビュー時に再度見ていきましょう。
戦闘糧食Ⅱ型「ウィンナーカレー」の準備&中身の確認
戦闘糧食Ⅱ型の加熱方法は簡単で、たっぷりのお湯で30分程度湯煎をするだけ。
早速準備していきます!
湯煎
20分程度のタイミングで一度裏返し
全体的に熱が行き渡るように20分程度経ったタイミングで一度裏返します。
内容物の再確認
30分経過したのでお湯をよく拭き取り開封します。
開けてみて気づきましたが、これまでレビューしてきた戦闘糧食Ⅱ型の外袋はOD色の半透明のものでしたが、今回のウィンナーカレーはレトルトパウチみたいに裏側がアルミ層みたいになってますね。
パックご飯が2つと、レトルトパウチに入ったウィンナーカレーと炭火焼チキン、スプーンという組み合わせでした。
1つずつ見ていきましょう!
白飯
白飯はホリカフーズ株式会社製造。200g入りで296kcalとなっています。
ウィンナーカレー
ウィンナーカレーは株式会社サンフーズ製造、株式会社武蔵富装販売です。
容量は250gで300kcal。
裏面は市販のレトルトカレーのように調理方法や注意事項が記載されてます。
炭火焼チキン
炭火焼チキンは白飯同様に株式会社サンフーズ製造、株式会社武蔵富装の販売です。
40g入りで75kcal。
ウィンナーカレーと同じように裏面には調理方法と注意事項が記載されてました。
白飯が温まりきってなかったのでレンジで追加加熱
加熱し始めて20分経ったタイミングで裏返しもしてしっかり温めたはずの白飯でしたが、実はどちらもまだ加熱が足りていなくて固い状態でした。
恐らく、白飯が真ん中にあって両側にカレーと炭火焼チキンで挟まれていたので、十分に熱が行き渡らなかったようです。
今後戦闘糧食Ⅱ型のウィンナーカレーを湯煎で食べる予定のある方は、本来の時間よりも10分程度長めに温める事をオススメします。
戦闘糧食Ⅱ型「ウィンナーカレー」の実食レビュー
市販のレトルトカレーは通常180~200g程度ですが、250gあるので白飯2つでも十分な量があります。
ウィンナーカレーの味は?
カレーは意外と甘口寄りです。
イメージ的に中辛程度を想像してましたが、誰でも食べられるようにあえて甘口にしてるのでしょうか?
特別な味は特にしません(笑)ごく普通のレトルトカレーです。
これも想像でウィンナーは細長いものが入ってると思ってましたが、かなり小さめなものが2つ入ってました。
皮はパリっとしていてほしかったですが、柔らかい普通のウィンナーです。
戦闘糧食は味が濃いめのものが多いですが、普通の市販のものと変わらない味のカレーでした!
炭火焼チキンの味は?
きっと隊員もこうやって食べるのだろうと思い、炭火焼チキンはカレーにそのまま乗せました。
味は炭火焼ならではのスモーキーな香りと、少しだけ濃いめの塩加減になっててカレーと良く合います。
ジューシーなのでパサパサ感なども無く、チキンの旨味も凝縮されていてお酒にも合いそうです。
カレーの具が細かくてほとんど溶けてしまってるので、食感の幅も広がって美味しくいただけました。
まとめ
以上、戦闘糧食Ⅱ型「ウィンナーカレー」の実食レビューでした!
カレーは特別に美味しい!という味ではなかったものの、誰でも安心して食べられる安定の一品。
炭火焼チキンはジューシーで単品でおつまみとしても食べてみたい味でした。
過酷な現場や災害時にこのように安心して食べられる食事があると良いですね。
本物の自衛隊の戦闘糧食はなかなか手に入りませんが、今回のウィンナーカレーを納入している武蔵富装が一般向けに販売している同等品もあり、お馴染みの楽天市場やAmazonでも購入可能です。
非常時用の備蓄として試してみるのはいかがでしょうか?