日本をはじめアジアでは様々な麺（ヌードル）料理があり、とても馴染みのある食材のひとつですが、欧米ではラーメンはポピュラーであるものの、そこまで頻繁に麺は食べられてません。
今回レビューしてみようと思うのはCASE AのメニューNo.3「CHICKEN, NOODLES and VEGETABLES, in SAUCE」。簡単に訳すとチキンヌードル。
「ヌードル」と聞いて日本人が思い浮かべる麺との違いはあるのでしょうか？
また、以前にレビューをさせていただいた2014年製の同メニューとの違いは？
実際に食べてみて感想とともにお届けしたいと思います！
目次
外装と内容物
ちょっと写真だと見づらいですが、デートコードは「5155」。
2015年6月4日製造、アメリカル社製です。
デートコードって何？、だったり、MREについてもっと詳しく知りたい方は下記MREとは？の記事をぜひご覧ください。
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内容物
袋を開けるとさらに中に透明の袋で内容物がパッキングされてます。
二重パッキングはアメリカル社の特徴。
それぞれの中身を詳しく紹介していきます！
チキンヌードル（メイン）
デートコードは5124
厳密には「チキン、ヌードルと野菜のソース煮込み」的な料理です。
クラッカー
MRE定番の主食のクラッカー。
チーズスプレッド
クラッカーに塗って食べるチーズ。
おやつ①のビーフスナック
ビーフジャーキーのようなもの。
おやつ②のナッツレーズンミックス
名前のとおり、色々なナッツとレーズン。
おやつ？デザート？のトゥッツィーロール
欧米だと昔からある定番のお菓子のひとつ。
どんなお菓子かはこの後のレビューで！
レモンライムジュース
ホットソース
ブランドは違いますが、味はタバスコそのもののホットソース。
その他MRE共通で入ってるもの
アクセサリーパケットの中身
左上からコーヒークリーム、コーヒー、砂糖、ウェットティッシュ、ティッシュ、塩、マッチ、シナモンガム。
以上が今回のMREの中身です！
さっそく食べていきたいと思います！
2015年製メニューNo.3の実食レビュー
早速メインの温めから開始していきたいと思いますが、同じケースで当サイトでもレビューしてる7つのMREのうち、5つはFRHの発熱不良に出くわしてます。
確率的にちゃんと発熱してくれる可能性は低いですが、一応チャレンジします。
メインの温め
上記写真のようにFRHの袋にメインのレトルトパウチを入れ、水を加えます。
本来なら10秒くらいで温かくなり始めて湯気が発生しますが、、案の定全く反応していません。。
とはいえ、数分待つと温かくなり始める場合もあるのでちょっと様子見をします。
メインの温まり具合は？
この状態で5～10分ほど待ってみる
10分ほど待ってみて確認してみたところ、、全く熱を感じません。
今まで発熱不良だったFRHもほんのり温かかったり、少しは反応を見せていましたが、完全に無反応です。
仕方ありません、今回も常温でいただきたいと思います。
常温でメインのチキンヌードルをいただきます
最初に見た目ですが、ニンジン、グリーンピースが入っていて色とりどりですね！
ヌードルと聞くとラーメンのような麺を思い浮かべますが、太くて平べったいタイプの麺です。
味に関してはチキンがほとんどの味わいを占めていて割と薄味。少し物足りないのでホットソースを加えてみます。
ホットソースを加えた事でピリ辛さと酸味が与えられて味の幅が広がりました！
ちなみに食感ですが、ヌードルと野菜は柔らかくなりすぎて口に入れた瞬間に溶けてしまうので、味と一緒にチキンしか感じる事が出来ませんでした。
チーズスプレッドとクラッカー
薄味だったメインとは対照的に、チーズスプレッドは濃いめ。
メインはメニューによって当たりはずれがありますが、クラッカーとチーズスプレッドはいつでも安定の味です。
おやつのビーフスナック
こちらのビーフスナックも味がかなり濃いめ。
例えるなら、醤油から旨味を無くしたような味付けになってます。
製造から6年経っているからかもしれませんが、食感もボソボソ。
決して不味くはありませんが、美味しい！というほどでもないです（笑）
味の濃いものが続いたのでレモンライムジュースを
ベバレッジバッグにジュースの粉と水を12ozの線まで入れてよく振って混ぜれば完成です。
ライムの香りが良くて甘すぎない、リフレッシングなジュースです。
おやつ②のナッツレーズンミックス
クラッカー・チーズスプレッドと並んで安定的な味のナッツレーズンミックスです。
ピーナッツやくるみなどのナッツにレーズンが混ざってます。
ナッツは味つけされていなくてプレーン。そこにレーズンの甘味が加わってちょうど良いバランスになってます。
プレーンだと少し物足りないので薄塩味でも良いんじゃないかなーと思います。
デザートのトゥッツィーロール
カタカナ表記が「トゥッツィーロール」で正しいのか分かりませんが、英語だとそう発音します（笑）
こちらはコーヒー味のキャラメルのようなお菓子です。
かなり柔らかいので歯にくっついてずっと噛んでいてもなかなか無くなりません。
冒頭の方で昔からある定番のお菓子と触れましたが、調べてみたところ1907年から販売されてました。
今回のように細長いタイプと、一口タイプのものがあります。
食後のコーヒー
コーヒーも特別な味はしませんが安定的な味。
トゥッツィーロールと良く合います。
2014年製の同メニューとの違いは？
当サイトで一番最初にレビューをさせていただいたMREが2014年製の今回と同じメニューNo.3でした。
一番大きな違いはデザート。
今回がトゥッツィーロールだったのに対してファッジブラウニーが入ってました。
メインの中身や味も随分違う印象です。
その他、細かい違いなどは実際のレビュー記事をご覧ください！
2014年製のレビューはこちら！
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2014年製MREメニューNo.3 Chicken, Noodles and Vegetables, in sauce実食レビュー
今回レビューさせていただくMREは2014年製、SOPAKCO社梱包CASE AのメニューNo.3「Chicken, Noodles and Vegetables, in sauce」です！ 直訳をす ...
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安定的な味の多いMREでした
以上、2015年製米軍MREメニューNo.3「チキンヌードル」の実食レビューでした！
トゥッツィーロールも久々に食べられて満足。昔カナダに住んでいたので懐かしい味です。
FRHが無反応だったのが残念ですが、こればかりは製造から5年を超えてくると仕方がないですね。それでも常温で美味しく食べられるのはMREの魅力です。
非常時、災害時の食事にMREはオススメなの食べた事の無い方は是非一度お試ししてみてはいかがでしょうか？
日本で販売されてるMREはよく「〇〇年検品」と表記されてますが、検品日は製造から3年後なので、それを元になるべく新しいものを購入するようにしましょう！
