つい最近、陸上自衛隊公式ツイッターから、戦闘糧食をモデルにした商品が日本ハムから販売開始された事が発表されました。
販売されたのは「ポークソーセージステーキ」「煮込みハンバーグ」「やきとり」「鶏と根菜のうま煮」の4種類。
このうち、ポークソーセージステーキはちょうどレビュー用に準備していたものがあったのでこの機会にいただく事にしました！
気になっている方も多いと思うので、詳しく紹介させていただきます！
目次
自衛隊戦闘糧食Ⅱ型「ポークソーセージステーキ」について
戦闘糧食Ⅱ型のポークソーセージステーキは日本ハム株式会社が納入。
賞味期限は製造から1年、今回いただいたのは2020年11月製造のものです。
戦闘糧食全般に関する事は下記「戦闘糧食について」の記事で解説していますので、日本ハム以外の製造会社や賞味期限等についてより詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
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また、冒頭でも触れましたが、陸上自衛隊の公式ツイッターで日本ハムから戦闘糧食をモデルとした一般向けの商品が販売された事が発表され、その中の一つが今回のポークソーセージステーキでした。
出典：陸上自衛隊公式ツイッター（@JGSDF_pr）
こちらはいずれ購入する機会があったら別途レビューしてみたいと思います！
内容物
内容物は白飯、山菜飯、ポークソーセージステーキ、スプーンの4点。
山菜飯はそのまま食べても大丈夫そうですが、ポークソーセージステーキだけで白飯1つ食べるのにおかずとして足りるのでしょうか？
外袋のまま加熱するので、詳しい中身はまた後ほど紹介させていただきます！
裏面を見るとパックご飯の半分くらいのサイズのポークソーセージステーキが入ってる事が分かります
戦闘糧食Ⅱ型「ポークソーセージステーキ」の準備＆中身の確認
加熱方法は他の戦闘糧食同様、基本的には湯煎となります。
外袋のまま、沸騰したお湯に入れて30分ほど待つだけです。
ただ、中身は市販のパックご飯とレトルトパウチ入りのおかずなので、もちろん電子レンジでの加熱でも問題ありません。
湯煎
戦闘糧食全体が浸かるように水を注ぎ、あとは加熱開始です。
沸騰したらフタをして、そのまま30分ほど待ちます。
沸騰してきました
20分程度のタイミングで一度裏返し
今回ように小さい鍋だと上側部分が完全にお湯に浸らず、熱が均一に行き渡らないので、20分程度経ったタイミングで一回裏返すようにしてます。
こうすることで両方のご飯パックに十分に温まってくれます。
もう10分ほど待てば加熱完了です。
加熱完了して熱々になりました
内容物の再確認
中身はOD色のパックご飯2つとレトルトパウチという形になってました。
加熱途中に裏返しをした事でどちらのご飯パックもしっかり温まってます。
もう少し詳しく見ていきましょう！
白飯
白飯はフクシマフーズ株式会社製造、東洋水産株式会社販売のものでした。
容量は200g、カロリーは310kcalです。
賞味期限は外袋に記載されてたとおり2021年11月
山菜飯
山菜飯も白飯同様、フクシマフーズ製造の東洋水産販売のものでした。
容量も同じ200g、カロリーは321kcalと、白飯より11kcalだけ高いですね。
賞味期限も白飯と同様
ポークソーセージステーキ
そして、こちらがメインのポークソーセージステーキです。
日本ハムファクトリー株式会社製造、150gで457kcal。
記載されている品名はボロニアソーセージとなっています。
こちらも賞味期限は同様
以上がポークソーセージステーキの中身の詳細でした！
総カロリーは1,088kcal。
戦闘糧食Ⅱ型「ポークソーセージステーキ」の実食レビュー
それぞれを開けた写真がこちらです。
ポークソーセージステーキですが、スーパーなどで買えるものみたいにもっと薄いものが2枚ほど入ってるのかなと思いきや、丸々1つの分厚いブロック状となっています。
かなり分厚いです
厚さは1.5cmくらいでしょうか？
ご飯に対しての量としては十分そうですが、味はどうでしょう？
早速いただきます！
ポークソーセージステーキの味は？
味、食感ともにスパムそのものです。
味はそこまで濃すぎないので、通常のスパムよりは減塩版に近いです。
通常のスパムを買って火を通してご飯に乗せればほぼ同じ味が体験できますよ（笑）
量としてはご飯に対して十分ですが、この後紹介する山菜飯も塩気は無いので、若干味に物足りなさを感じてしまいます。
山菜飯の味は？
山菜飯はもち米も混ざってるので、白飯よりも食べ応えがありますね。
山菜の香りがとても上品な味わいに仕上げてます。
山菜の食感も良いです
シャキっとしたワラビやプリプリした椎茸の食感も良いですね。
ただ、先ほども触れたように塩気はほとんどなく、かなり薄めの味つけです。
全体のバランスを考えるともう少し味付けがされてれば完璧だったかなと思います。
また、湯煎中に裏返しもしたので十分温まっていたかと思いましたが、若干熱が足りていなかったようで、少し固い個所などが残っていました。
加熱の目安は30分とされましたが、追加で10分くらい温めてあげた方が確実に温まりそうです。
まとめ
以上、今回は戦闘糧食Ⅱ型「ポークソーセージステーキ」の実食でレビューでした！
つい最近スパムを食べたという事もあって、余計にポークソーセージステーキがそれと近い味と思えてしまいました。
ご飯と山菜飯両方を食べるには少し味が物足りなかったので、「さんま蒲焼」の海苔のように、もう1品何か入ってれば良かったなという印象です。
一般向けに販売開始された日本ハムのポークソーセージはまだネットなどでは見かけてませんが、見かける事があったら是非レビューをしてみたいと思います。
日本ハム以外にも一般向けに販売されてる戦闘糧食の同等品であればAmazonや楽天市場などでも購入可能です。
気になる方はぜひ一度試してみてください！
