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【米軍MCW】2016年製No.9「メキシコ風チキンライス」実食レビュー!スパイスの効いた上品な味です

2016年製米軍MCWメニューNo.9

https://mre.jp

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お米といえば日本をはじめとしたアジア料理のイメージが強いですが、イタリアのリゾットやメキシコ料理などで使われる事も多く、全く違った雰囲気の料理で美味しくて楽しめます。

メキシコ料理だとブリトーとかでも良く使われますよね。

今回は米軍の寒冷地用レーションMCWのメニューNo.9「RICE AND CHICKEN, MEXICAN STYLE」の実食レビューをお届けさせていただきます!

MCWは味のクオリティが高いのでとても楽しみです!

外装と内容物

2016年製米軍MCWメニューNo.9の外装

今回レビューさせていただくのはワーニック社製造、2016年製です

通常MREやMCWは外袋にデートコードが印字されてますが、ワーニック社のものだけは無いので、2016年のいつ頃に製造されたものなのかは中身で確認していきましょう。

2016年製米軍MCWメニューNo.9の製造会社

MCW、MREの製造会社や製造日を示すデートコードの読み方等については下記「MREとは?」の記事で解説してるので、詳しく知りたい方はこちらもぜひご覧ください!

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開封&内容物確認

2016年製米軍MCWメニューNo.9開封

袋が固くて開かなかったのでナイフで開封

MREの外袋と比較するとMCWの方が固く出来ており、なかなか手で空けるのに苦労します。

MRE.JP
がんばってもうんともすんとも言わなかったので諦めてナイフで開封しました。

2016年製米軍MCWメニューNo.9の内容物

以下が今回のラインアップです!

内容物

メキシコ風チキンライス、コーンブレッド、バナナナッツレンジャーバー、スライスクランベリー、レモンライムジュース、アクセサリーパケット、スプーン

メインのメキシコ風チキンライス以外はMREの中身としてもお馴染みのものが揃ってますね。

それぞれ一つずつ見ていきましょう!

メキシコ風チキンライス

2016年製米軍MCWメニューNo.9のメイン

メインはマウンテンハウス社製フリーズドライのメキシコ風チキンライス。

お湯で戻す前の重量は153g、カロリーは650kcalなので、MREのメインより2倍以上高いものになっています。

2016年製米軍MCWメニューNo.9メインの栄養表示

デートコードは6295なので、2016年10月21日に製造されたものとなっています。

2016年製米軍MCWメニューNo.9のメインのデートコード

デートコードは6295

コーンブレッド

2016年製米軍MCWメニューNo.9のコーンブレッド

こちらのコーンブレッドは欧米では定番のトウモロコシを使って焼きあげたパンのようなパウンドケーキのようなもの。

MRE.JP
MREでも見かける品ですね。

71gで260kcal

コーンブレッドのデートコード

デートコードは6253

デートコードは6253なので、メインよりも前に作られたものでした。

バナナナッツレンジャーバー

2016年製米軍MCWメニューNo.9のバナナナッツレンジャーバー

続いてはバナナナッツレンジャーバー!

手軽に食べられるので、おやつとしてサクッと食べるのにも向いてそうですね。

43gで190kcalです

デートコードは6237なので、こちらもメインより前に作られたものですね。

バナナレンジャーバーのデートコード

デートコードは6237

スライスクランベリー

2016年製米軍MCWメニューNo.9のスライスクランベリー

食べ物の最後はスライスクランベリー!

スライスして乾燥させたクランベリーで、こちらもMREではお馴染みのデザートの一つ。

56g入りで190kcalとなっています。

スライスクランベリーのデートコード

デートコードは6340

こちらのデートコードは6340なのでメインよりも後の2016年12月5日製造です。

レモンライムジュース

2016年製米軍MCWメニューNo.9のレモンライムジュース表

2016年製米軍MCWメニューNo.9のレモンライムジュース裏

飲み物はレモンライムジュース!

MREの場合は袋が異なり、ベバレッジバッグで飲む形になってますが、MCWの場合はそのまま袋で飲めるタイプになっています。

12oz(約340ml)分作れ、カロリーは180kcal

MRE.JP
見づらいですが、デートコードは6327でした。

その他MCW共通で入ってるもの

2016年製米軍MCWメニューNo.9のアクセサリーパケット

これとスプーンも付いてきます

最後は全てのMCWに入ってるアクセサリーパケット。

MREは中身によって3種類に分かれてますが、MCWは全て共有のものが入ってます。

デートコートが6347なので、今回のMCWは2016年12月12日以降に梱包されたものという事が分かりました。

MRE.JP
ほぼ2017年製といっても良いですね。

アクセサリーパケットの中身

2016年製米軍MCWメニューNo.9のアクセサリーパケットの中身

左上からコーヒー、コーヒークリーム、砂糖、ホットソース、ウェットティッシュ、ティッシュ、マッチ、ミントガム。

よく見るとマッチのホチキス部分が錆びてますね。。

MRE.JP
水分が入ってたという事になるので、嫌な予感がします。。

2016年製MCWメニューNo.9の実食レビュー

2016年製米軍MCWメニューNo.9のコーヒー準備

それでは早速今回のMCWを実食していければと思います!

まずはコーヒーから淹れたいところですが、、先ほど嫌な予感がした通り、やはりアクセサリーパケットに水分が紛れ込んでいたみたいでコーヒーがダメになってしまってました。。

2016年製米軍MCWメニューNo.9のカビたコーヒー

水分によって固まってしまい、カビも生えてます

残念ですが今回コーヒーはおあずけ、メインの準備に移ります!

メキシコ風チキンライスの準備

2016年製米軍MCWメニューNo.9のメイン開封

真空パックされてる状態はかなりコンパクトですが、開けると袋はかなり大きめ。中身を除くと感想したお米や豆が見えます。

2016年製米軍MCWメニューNo.9のメインの中身

作り方は簡単で、ここに約450mlのお湯をかき混ぜながら入れて10分ほど待つだけ

ただ、色々なレビューを見てると説明書きどおりのお湯の量だと水っぽくなるから少し減らした方が良いという意見が多いので、400mlほどで作っていきたいと思います。

2016年製米軍MCWメニューNo.9のメインに少しお湯を加えた状態

こちらは少しお湯を加えた状態

2016年製米軍MCWメニューNo.9のメインに少しお湯を加えてかき混ぜている

スプーンでかき混ぜながら少しずつお湯を入れていきます

お湯を注いでかき混ぜていると早速ほんのりとスパイシーな香りが漂ってきますね

入れ終わったら袋の上部を丸めて、あとは待つのみです。

2016年製米軍MCWメニューNo.9のメインお湯で戻し中

このまま10分ほど放置

お湯を入れて袋が膨れ上がった事で文字が読めるようになったので、原材料をチェックしてみましょう。

2016年製米軍MCWメニューNo.9のメインの原材料

水分を全て抜く事で長期保存できるようにするフリーズドライは保存料などが全く含まれてのが特徴ですね。

MREは連続して何日も食べる事は控えるべきとされてますが、このメインだけなら大きな問題無さそうです。

メキシコ風チキンライスの味は?

MCWのメキシコ風チキンライス完成

若干水っぽかったかも

10分ほど経ち、食べる準備完了です!

FRHで温めるMREとはまた違った温かさを感じます。

MCWのメキシコ風チキンライス一口

食材の食感がまるで作りたてみたいでとても美味しいです!

MREは各食材が柔らかくなりすぎて何を食べてるのか分からない事も多いですが、オリーブ独特の歯ごたえに牛肉と豆、それぞれ口に入れるだけで何を食べてるか分かります。

MRE.JP
MREをはじめとしたレトルトでは体験できないフリーズドライならではの強みですね。

若干時間が早かったからかお米の中心がちょっと固めでしたが、ここはアルデンテと考える事としましょう。

MCWのメキシコ風チキンライスの中身塩加減は薄すぎず濃すぎずでちょうど良いですね。

香りと同じく味もスパイシーですが、辛さはほとんどありません。

MRE.JP
レベルで言うと10段階中1.5くらいです。

各素材の味が活かされていて、特に鶏肉の食感と旨味がとても良く感じられます。

MCWのメキシコ風チキンライスにホットソース

もう少し辛さが欲しいのでホットソースを追加。辛さに加えて素材の旨味もアップしました。

MRE.JP
程よく酸味も加わってさらに味がレベルアップしました。

各種スパイスの香りに食材の旨味が詰まった美味しいチキンライスでした!

コーンブレッドの味は?

2016年製米軍MCWメニューNo.9コーンブレッドの中身

コーンブレッドは開けた時のトウモロコシの香りがたまりません

MRE.JP
ほんのり甘い香りでとても美味しそうです!

2016年製米軍MCWメニューNo.9コーンブレッド断面

デザートまでにはならない甘さなのでくどさが無く、食べた時の香りもとても良いです。

細かく粉状になったトウモロコシの歯ごたえも好きなポイントです。

バナナレンジャーバーの味は?

2016年製米軍MCWメニューNo.9バナナレンジャーバーの中身

バナナレンジャーバーは手で持った感じ割と固めな印象でしたが、食べるとそこまでではなく、クッキーと柔らかいバーが混ざったような食感です。

バナナとオーツの香りに程よい甘味が広がりとても食べやすいです

2016年製米軍MCWメニューNo.9バナナレンジャーバー断面

バナナ入りのオートミールをバーにしたような味ですね。

ライスパフのシャリっとした食感も良く、バターのような滑らかな香りと舌触りも感じられます。

レモンライムジュースの味は?

2016年製米軍MCWメニューNo.9のレモンライムジュース中身

飲み物のレモンライムジュースは袋に直接水を入れて振って混ぜれば完成です。

2016年製米軍MCWメニューNo.9のレモンライムジュース完成

ライムの酸味と香りがハッキリ、甘さすっきりでとても飲みやすいジュースです。

MRE.JP
喉が渇いてる時は一気飲みできちゃいます。

若干ケミカルな味がする点が残念でした。

スライスクランベリーの味は?

2016年製米軍MCWメニューNo.9のスライスクランベリー中身

最後はデザートの乾燥スライスクランベリー!

実際は砂糖が加えられてますが、そこまで分かりやすいほど味付けはされてなく、甘酸っぱい自然なクランベリーの味が広がります。

人工的な味付けのものが多いMREの中では数少ないナチュラルな味が楽しめるデザートです。

まとめ

2016年製米軍MCWNo.9

以上、今回は2016年製MCWメニューNo.9「RICE AND CHICKEN, MEXICAN STYLE」の実食レビューでした!

毎回MCWを食べて思いますが、MREとは違って人工的ではない、とても自然な食材の味わいが楽しめて、クオリティも圧倒的に高い美味しいレーションになってます。

それでいてフリーズドライなので、メインだけであれば10年以上は余裕で保存できる点も良いですね。

海外ではマウンテンハウス社製のフリーズドライ食品は色々なところで売っていて人気ですが、日本では正規代理店が無くなかなか手に入らないのが残念です。

ただ、同じフリーズドライ技術を使った「サバイバルフーズ」であれば日本でも簡単に購入できます。

自分はまだ食べた事はありませんが、味のクオリティも相当高いのではないでしょうか?

賞味期限も25年以上あるので、備蓄に大変オススメです。

興味のある方はぜひお試しください!

  • この記事を書いた人

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ミリタリー系好きが派生してMRE好きに、そして非常食系マニアになりました。MREや各国レーション、ミリメシ、非常食をレビューしてます! 銃なども好きで過去には散弾銃(Remington870 Magpul Custom)も所持してました。出身はカナダで幼少期は海外で育ちました。

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